日本医師会長に中川氏有力 旭川出身 横倉氏は退任へ


日本医師会(日医)の横倉義武会長(75)は、6月の会長選に5選出馬せず退任する意向を固めた。会長選には旭川市出身の中川俊男副会長(68)=北海道医師会所属=が立候補する見通し。横倉氏が支持するとみられ、選出が有力になっている。日医会長に中川氏が就けば、道内出身者で初。中川氏は28日、北海道新聞の取材に「今は新型コロナウイルス対応に全力を注いでいる。全国の関係者からの支持には責任を感じる」と述べ、出馬に前向きな考えを示した。中川氏は札医大卒業後、1988年に札幌市内に脳神経外科病院を開業。道医師会常任理事、日医常任理事を経て、2010年から現職。厚生労働省の中央社会保険医療協議会委員などを歴任した。

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