「肺がん疑いの説明なく治療遅れた」…「ステージ4」患者が阪大と医師を提訴


肺がんの疑いを指摘した検査結果を主治医が伝えず、治療開始が1年以上遅れたとして、進行した肺がんを患う大阪府内の女性(50)が7日、大阪大学病院の医師と大阪大を相手取り、約8900万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。訴状によると、女性は阪大病院老年・高血圧内科に通院。2017年6月と18年4月、コンピューター断層撮影法(CT)の検査結果で、右肺にがんの疑いを指摘する記載があったが、主治医から説明がなく、発見と治療が1年以上遅れ、最も進行した「ステージ4」になった、としている。

関連記事

ページ上部へ戻る