男児の精巣左右間違える 停留精巣の手術 医療C 高知


高知医療センター(高知市)の医師が「停留精巣」の男児に対し、誤って右の精巣を左の陰囊(いんのう)に固定する手術をしていたことが分かった。手術前に左右の位置を確認していなかったことなどが原因。再手術で正常な状態に戻し、男児の健康に問題はないという。高知県・高知市病院企業団議会が13日に開いた議員協議会で報告された。停留精巣は妊娠中に胎児の腹の中にある精巣が陰囊に下がらず途中で止まっている現象。センターによると、男児は左の精巣が停留しており、医師はこれを下げて左の陰囊に固定する手術をしたつもりだった。約1カ月後の検査で、左の精巣がそのままで右の精巣を左の陰囊に固定している手術ミスが分かった。男児は左右の陰囊を隔てる膜の…

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