新型コロナの影響 1病院平均で収益2億円減 滋賀


新型コロナウイルス感染症の影響で、滋賀県内病院の5月までの3カ月分の医療収益が1病院平均で前年同期より2億2千万円(9・4%)減ったことがわかった。県内全57病院で組織する県病院協会長の石川浩三・大津赤十字病院長は「入院・外来ともに過去に例を見ない減少に見舞われた」として三日月大造知事に26日、支援と協力を求める要望書を手渡した。協会の役員を務める病院のうち、17病院がデータを提出した。入院や外来の診療報酬などによる医療収益は、3~5月の3カ月で約362億4900万円と、前年同期(約400億2100万円)より約37億7200万円減。1病院平均では、約2億2200万円減っていた。月別では、4月16日に緊急事態宣言が全国に拡大されたこともあり、月を追うごとに収益の減収が急増している。前年同期比の減収額は17病院で3月は約1億8700万円、4月は約12億3200万円、5月は約23億5300万円。1病院平均でみると、3月約1…

関連記事

ページ上部へ戻る