5月分の診療報酬の前払いを検討 厚労省


厚生労働省は新型コロナウイルス感染症の影響で患者が減っている医療機関の経営を支援するため診療報酬を前払いする検討に入った。5月の診療実績に応じた報酬は本来7月に振り込まれるが、6月に概算で給付する案が軸だ。医療機関は6月に受け取る報酬の目減りを補える。医療従事者に支払うボーナスの原資を確保できるようにする。4月は緊急事態宣言が出されたことから患者が特に減った。6月に振り込まれる報酬は例年より少ないことが見込まれ、医療現場からは「このままでは6月のボーナスが払えない」といった懸念が出ていた。

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