<新型コロナ>ワクチン接種室、戸田市福祉保健センターで業務開始 重い責任「頭の中がいっぱい」


埼玉県戸田市上戸田の戸田市福祉保健センターで18日、新型コロナウイルスのワクチン接種対策室の業務がスタートした。午前8時半、同センター2階の一角の「新型コロナウイルスワクチン接種対策室」と書かれた紙が張り出され、初めてのミーティングが始まった。スタッフは、福祉部参与で同センター所長の中川幸子さん(60)をはじめ8人。「全市民へのワクチン接種へ向けて、人員体制の整備、コンピュータシステムの改修など、これまで進めてきたことについての情報共有から始めてます」と中川所長。「ワクチン接種をどのように進めていくか、まだ明確になっていない部分も多い。頭の中がいっぱいです」と話した。担当課長は、保育園待機児童対策や博物館整備を担当してきた福田忠史さん(47)で「市民に対する重い責任、使命感を感じる」。保健師の江尻千愛さん(39)は「市民が安心して接種できるように努めたい」と語った。

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