会津産マカ茶味わって プレモと会喜が開発、地産地消推進


美容や健康への効果が期待できる会津産マカ茶の地産地消を推進しようと、会喜(あいき)調剤薬局グループ(会津若松市)とマカ栽培・販売のプレモ(喜多方市)は、会津産マカの葉70%、根茎30%で配合したティーバッグ式の新製品を開発した。1日から、同グループ薬局店頭で販売を開始した。プレモはマカ葉に煎茶を配合した製品を製造販売していた。販路拡大を模索する中、東邦銀行塩川支店のビジネスマッチングで会喜の紹介を受け、両者共同による新製品の開発が決まった。マカはペルー原産の多年生植物で、必須アミノ酸や鉄、カルシウムなどのミネラル分、グルコシレートなどを豊富に含む。「アンデスの女王」とも呼ばれる。会津ではプレモが喜多方市で栽培している。新製品の開発に向けた協議・試飲の中で、マカ葉に加え、より栄養価が高い根茎も生かすことが決まった。煎茶を配合した旧来の製品より渋みがなく、すっきりと飲みやすい味に仕上がった。会喜は会津若松市で6薬局、いわき市で2薬局を運営する3法人からなるグループで、各薬局で15バッグ入りを1880円で販売している。同グループの馬場洋典相談役は「コロナ禍で免疫力を高めることが求められている。健康維持に関する選択肢の増加につながると考えており、女性にも飲んでいただきたい」と話している。問い合わせは同グループ(電話0242・29・5252)へ。

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