アカシアハイツ検証報告 速やかに現地本部を 市の積極的関与も提言


入所者や職員計92人が新型コロナウイルスに感染し、道内最大規模のクラスター(感染者集団)となった介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」(札幌市北区)を巡り、札幌市が作成した検証報告書が25日、判明した。施設内で感染拡大し、入所者17人が亡くなった経緯を踏まえ、早期の現地対策本部設置や、感染管理の認定資格を持つ看護師の速やかな派遣など、市が積極的に関与することを明記した。報告書は高齢者施設でクラスターが発生した際の対策としてまとめた。医師や看護師ら外部アドバイザーに意見を求め、初期対応と臨床管理、感染管理、物品管理の4項目を検証した。

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