群馬 安中、富岡両市で発熱外来を設置 コロナ対策


新型コロナウイルスの感染拡大で医療崩壊が懸念される中、群馬県安中、富岡両市で一元的に発熱患者に対応する「発熱外来」が設置される。安中市は16日、公立碓氷病院の小児科外来診察室に開設する。電話予約制で、診察時間は月~金曜日が午後1時から、土日祝日が午前10時から2時間。富岡市は20日、公立富岡総合病院敷地内の富岡市甘楽郡医師会休日診療所に設置する。受け付けは、かかりつけ医などからの電話予約による完全紹介制で診療は月~土曜日の午後2時から2時間。いずれもPCR検査は行わない。発熱外来は発熱患者を一般患者と分けて医療機関での感染リスクを抑えるのが大きな狙いで、県は3月下旬から各郡市の医師会に開設を働きかけている。県内では渋川市が8日にスタートさせた同市国保あかぎ診療所が最初で、安中、富岡両市がこれに続く。県は最終的に12カ所に設置する考えだ。

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