小樽協会病院 妊産婦の救急診療再開へ 新生児も受け入れ


2018年7月に分娩(ぶんべん)の取り扱いを再開して以降も、生命に危険のある母体の他の医療機関からの救急搬送に対応できなかった小樽協会病院(住ノ江1)は27日から、緊急時の受け入れを再開することを決めた。課題だった助産師不足が解消された。これにより緊急の際に札幌への搬送を余儀なくされていた状況が改善、周産期医療体制が充実する。受け入れが想定されるのは、切迫早産や母体が大量出血した場合などで、新生児の無呼吸状態や肺炎感染などにも対応する。夜間や妊娠36週未満の早産児は引き続き難しい。

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