介護者がコロナ対策学ぶ


認知症の人と家族の会佐賀県支部は5日、つどいを開き、新型コロナウイルスの感染対策を学んだ。感染症対策に詳しい関係者から、介護者が継続できる予防法などについてアドバイスを受けた。小城市民病院(小城市)の感染管理認定看護師の永渕智寛さんが講師を務め、手洗いの励行や体調確認、せきエチケットなど自宅での感染症の対策を説明した。また、在宅介護の実例を示しながら「家族が負担に感じるような予防のやり方は感染のリスクになってしまう。方法や回数を工夫してほしい」と促した。在宅での対策として、手で触る部分の消毒や室内の換気、タオルを共有しないことなどを紹介した。参加者から急にくしゃみが出た場合の対応について質問があり、「手で口を押さえるのではなく、上着の袖などで覆った方がいい」と答えた。つどいでは、参加者同士のフリートークも行われた。

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