花王 血液で認知症の兆候把握


花王は血液で認知症の兆候を捉える技術開発を加速する。認知機能の衰えを把握する指標として、血中に微量しか存在しないもののさまざまな働きを持つことが分かってきた「D-アミノ酸」に着目。見いだした解析技術をベースに今後は病院や大学と組み、既存事業の枠にとらわれない新たな展開に挑む。高齢化が進み、限りある社会保障費を抑えるためにも認知症を早期に発見する重要性は高まっている。異業種との連携も模索しながら消費財を扱う花王ならではの製品やサービスを検討し、認知症の予防を後押しする仕組みづくりを目指す。

関連記事

ページ上部へ戻る