常磐病院「ロボ手術」始まる 消化器官のがん摘出、浜通りで初


ときわ会が運営するいわき市の常磐病院は17日、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を使った結腸がんの手術を始めた。同日、同病院外科診療部長の黒川友博医師らが60代男性の結腸がんを摘出した。同病院によると、支援ロボットを使って消化器官の手術が行われたのは、浜通りでは初めて。支援ロボットによる手術は、体に開けた穴から3Dカメラとロボットアームを挿入し、執刀医が立体画像を見ながら操縦席でロボットを遠隔操作する。同病院によると、開腹手術と比べて傷や出血の量、痛みが少ないほか、腹腔(ふくくう)鏡手術と比べても、正確で緻密な動きが可能となる。操縦席に座って操作するため、執刀医の体力的な負担の軽減にもつながるという。同院は2012(平成24)年にダヴィンチを導入。これまで泌尿器科を中心に、1000例以上の手術で使用した。今後は直腸など、ほかの消化器官の手術でも導入したい考えだ。

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