妊婦・新生児コロナ患者 25医療機関で受け入れ 神奈川県


神奈川県は26日、新型コロナウイルスに感染した妊婦や新生児を受け入れる「周産期コロナ受入医療機関」を県内に25機関程度設置すると発表した。県内を6地域に分けて、それぞれの地域で中心的な役割を担う拠点医療機関を指定。病院間で連携を取りながら感染者を受け入れていく。県は新型コロナの軽症者・無症状者については自宅か宿泊施設での療養を基本としているが、妊婦は一般的に免疫機能が弱くなる傾向があるとして、基本的には周産期コロナ受入医療機関に入院してもらう。県によると、県内ではこれまで新型コロナに感染した妊婦が出産した例が少なくとも1件あるという。妊婦への新型コロナの治療対応は通常の患者と異なる点もあり、特定の医療機関で集中的に受け入れることで地域全体で医療の質を高める。

関連記事

ページ上部へ戻る