ドライブイン接種、衛生面に課題 岐阜県「慎重に考えて」


岐阜県は27日、新型コロナウイルス対策の本部員会議で、羽島郡笠松町と岐南町、同郡医師会が検討しているワクチンのドライブイン接種について、薬剤管理や衛生面の課題があることから「慎重に考えるべきだ」とする見解を示した。26日の県専門家会議での一致した結論として、平木省副知事と、県医師会の河合直樹会長が述べた。ドライブイン接種は、駐車場で車に乗った人に接種する方法で、両町などが19日に運営訓練を行っていた。河合会長らは、ワクチンの温度管理や紫外線の回避のほか、経過観察時に重いアレルギー反応を示した際の対応などに課題があると指摘。「慎重にやった方がいいというのが専門家の結論」と述べた。

関連記事

ページ上部へ戻る