4月開設の福島医大「保健科学部」校舎完成 福島市街地に8階建て


福島医大保健科学部の校舎が29日、福島市栄町に完成した。医大は30日から実習のための機器や机、椅子の運び込みを始め、4月の学部開設に向けた準備を進める。福島医大の学部新設は1998(平成10)年の看護学部設置以来で、医大は医学部、看護学部と合わせて3学部6学科の医療系総合大学になる。中心市街地の旧コルニエツタヤ跡地に、8階建ての校舎が完成した。建築費は約89億円。地域住民も利用できる交流スペースを備える。入学定員は理学療法、作業療法、診療放射線科、臨床検査の4学科合わせて145人。昨年12月に学校推薦型入試の合格者が発表された。一般入試の出願期間は2月5日までで試験は同25、26の両日に行われる。

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