ワクチン接種へ初の検討会 足利市と医師会、新型コロナで


【足利】新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に向けて、市と市医師会は7日夜、本城3丁目の市医師会館で接種体制に関する検討会を開いた。市が今月、庁内に接種対策チームを新設して以降、検討会は初めて。市側は和泉(いずみ)聡(さとし)市長と同チームの職員ら8人、医師会側は漆原邦之(うるしばらくにゆき)会長ら5人が出席した。国は接種について2月下旬以降、まずは医療従事者、次いで65歳以上の高齢者に行う方針を示している。検討会では高齢者について個別・集団接種の方法や集団接種の会場の選定、対応する人員態勢などについて協議した。冒頭、和泉市長は「前例のないオペレーションであり、医師会を筆頭に医療従事者の力を借りなければ成り立たない」、漆原会長は昨年6月に開設した市医師会PCR検査センター(地域外来・検査センター)でこれまでに500人超の検査を行ってきたことに触れ「医師会としても万全の対策で市民の健康のために尽力したい」と述べた。両者は今後も必要に応じて検討会を開いていく予定。

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