正月休みに臨時PCR検査所 名古屋市、病院休診に備え


名古屋市は1日、新型コロナウイルス検査ができる医療機関の多くが休診となる年末年始に、検体を採取できる臨時のPCR検査所を設置する方針を示した。区役所の駐車場など市施設の活用を想定している。1日の市議会本会議で明らかにした。採取された検体は市衛生研究所や民間検査機関で全て検査できるよう調整を進める。クラスター(感染者集団)が発生した場合の疫学調査や感染者の健康調査を担う保健センターの体制も整える。市によると、名古屋市内で検体採取ができる医療機関は11月20日現在で約720カ所。多くが民間診療所のため、休診となる年末年始の検査体制拡充が課題となっていた。〔共同〕

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