<新型コロナ>インフル予防接種の助成、対象を全世代に 鴻巣市が拡大、接種期間は来年1月30日まで


鴻巣市は、新型コロナウイルス感染症対策として、例年実施している65歳以上と中学3年生へのインフルエンザ予防接種費用の助成を本年度は生後6カ月から64歳までの市民にも費用1回当たり上限2千円を助成する。助成対象を全世代に拡大し、市民の健康を守り、感染症による発熱者や重症者を減らし医療機関の負担軽減を目指していく。接種期間は来年1月30日まで。乳児は接種日に6カ月以上であれば補助する。2017年度から実施している中学3年生の1回上限4千円は変わらないが、これまで65歳以上の自己負担1500円が、本年度は県が12月接種分まで、年明け1月接種分は同市が助成するため無料になる。助成回数は中学3年生を除く中学1年生から64歳までが1回、生後6カ月から小学6年生までが2回。共に助成額は1回当たり2千円が上限になる。同市健康づくり課によると、インフルエンザ予防接種の費用は3千円前後から4千円前後。予防接種を市外の医療機関で受けた時は、申請が必要になる。64歳以下の対象を延べ4万335人と見込んだ事業費は約8千600万円。

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