新潟・上越の介護施設、VRで研修 コロナ対応も


社会福祉法人の上越あたご福祉会(新潟県上越市)は、仮想現実(VR)映像を活用した介護研修を導入した。VR映像制作のジョリーグッド(東京・中央)の製品を採用し、新型コロナウイルスにも対応した研修を進める。8月下旬に上越市内の老人ホームなど5施設で遠隔研修を実施した。入職3年未満の職員を中心に、オンライン会議システムの「Zoom」を使って心肺蘇生や誤嚥(ごえん)対応に関して説明。各施設に配布したVR機器で実践的な演習を受けた。同法人はジョリーグッドのVR機器を10台購入している。同法人の担当者は「今後は実習生向けにも活用したい」としている。

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