長崎県調査の植物片 医薬品成分検出 厚労省などに情報提供


長崎県は14日、インターネットの通販サイトで売られていた危険ドラッグの疑いがある商品の買い上げ調査で、購入した製品から医薬品成分「エフェドリン」などが検出されたと発表した。県薬務行政室によると、厚生労働大臣の承認を受けずに医薬品成分を含むものを製造販売することは医薬品医療機器法で禁止されている。県が医薬品成分を検出した製品は「JUNGLE KING(復刻品)」。植物片4.34グラムを「アロマ堂」(大阪市)が8千円程度で販売していた。県環境保健研究センター(大村市)で検査した結果、医薬品成分のエフェドリン、プソイドエフェドリン、メチルエフェドリンなどを検出したため、厚生労働省と大阪市に情報提供した。県薬務行政室は「疑わしいものは使用しないで」と注意を呼び掛けている。

関連記事

ページ上部へ戻る