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公立置賜総合病院(川西町)で狭心症の手術を受けた長井市の70代女性が、医師の説明が不十分だったとして、同病院を運営する置賜広域病院企業団に慰謝料の支払いを求めた訴訟は12日までに、仙台高裁で和解が成立した。
山形新聞の取材に対し、女性は同病院が置賜一円の高度・救急医療を担う重要な存在だとし「患者からより信頼される病院になってほしい」と語った。同企業団は「これからも置賜地方の救急医療の中核病院として責務を果たしていく」とコメントした。内容の詳細は非公表。
訴状によると、女性は2016年4月に心臓カテーテル検査の後、ステント(血管を拡張するための金属製の筒)を留置する処置を受けた。手術後、異物感があるなどとして慰謝料220万円を求めていた。一審山形地裁判決は、検査と手術の同意書に女性の署名があるとし、病院側に説明義務違反はなかったと判断。女性側が判決を不服とし、控訴していた。