北大内薬局「なの花」に 審査に2年、経緯説明なし


選定審査が大幅に遅れていた北大敷地内に調剤薬局を開設する実質上の事業者が、なの花薬局などを展開するメディカルシステムネットワーク(札幌)傘下のなの花北海道(同)に決まったことが分かった。2年近くたなざらしにされていた異例の事態がようやく決着したが、審査の経緯について北大側から応募業者への説明は最後までなかった。北大は同大病院近くの敷地約900平方メートルを貸し付けるため2018年7月、公募型プロポーザル方式で事業者の募集を始めた。同8月下旬に行った実質最終となる2次審査に4社が参加。募集要項では、同9月中旬に選定業者を決め、19年4月以降に敷地を貸し付ける予定だった。

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