PCR検査センターを名張市が8月20日に開設


名張市は三十日の市議会全員協議会で、新型コロナウイルス感染症への対応として、来月二十日から市内にPCR検査センターを開設する計画を明らかにした。月、木曜の週二回、感染の疑いがある人がドライブスルー方式で唾液検査を受けられるようにする。かかりつけ医を通じた完全予約制で、地元医師会の医師と市の看護師が唾液を採取する。検査自体は無料だが、応急診療所の巡回診療扱いとなるため、一般的な保険診療で初診料など千八百円ほどが自己負担になる。判定は民間の検査機関に委託し、検査翌日の夕方以降に結果が出る。午後一時半〜二時半に対応し、当日の午前十一時までに事務局に電話とファクスで申し込みがあった場合に開設する。マイカーが無い人には保健所の帰国者・接触者相談センターを紹介する。県からの委託金が主の開設予算案を来月六日の臨時会に提案する。(帯田祥尚)関連キーワード

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