「発熱外来」診察開始!枡記念病院・救急外来入り口付近に仮設


安達地方広域行政組合が二本松市の枡記念病院に置いた新型コロナウイルス感染症対策の発熱外来は27日、診察を開始した。安達医師会から派遣された医師が診察に当たり、初日は、2時間の開設時間内に6人が受診した。同病院の救急外来入り口の近くにプレハブが仮設され、病院の利用者とは隔離。室内は医師と患者のスペースがパーテーションで区切られ、医師が接触しなくても診察できるよう聴診器を備え付けるなど感染防止が徹底された。開設時間は平日(祝日、お盆、年末年始を除く)の午後1~3時。二本松、本宮両市と大玉村に居住、また通勤、通学する高校生以上で、発熱など感染症が疑われる症状の人が受診できる。PCR検査は行わず、感染が疑われた場合、帰国者・接触者相談センターを経由し「帰国者・接触者外来」で検査してもらう。受診は予約制。平日の午前8時30分~午後5時15分に最寄りの市村の専用ダイヤルで受け付ける。1日に最大8人の診察を見込む。詳しくは同組合(https://www.adachikouiki.lg.jp/)や各市村のホームページへ。安達医師会の土川研也会長は「住民が相談できる場所を確保できた。状況の変化にしっかりと対応できるよう発熱外来を成熟させていきたい」と話した。予約ダイヤル次の通り。▽二本松市=健康増進課(080・2813・6087)▽本宮市=保健課(080・2813・6123)▽大玉村=健康福祉課(080・2813・6237)

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