【知ってる?!】ロカボ(3) 専門店監修で商品化


極端な糖質制限ではなく、「緩やかな糖質制限」という考え方の「ロカボ」。一般社団法人「食・楽・健康協会」が提唱し、企業の枠を超えて普及に取り組む動きが広がっている。独自の低糖質麺を作り上げたエースコックは外食チェーン店のカレーハウスCoCo壱番屋、リンガーハットと共同で低糖質カップ麺「ロカボデリ」シリーズを商品化。専門店が監修したおいしさと糖質30%オフの両立を実現した。エースコックは昨年2月の「ロカボデリ」商品発表会で、興味深いデータを発表した。30~50代の男女6人を対象に、通常メニュー(おにぎり2個、野菜ジュース、低脂肪ヨーグルト=計530キロカロリー、糖質量115・4グラム)と、ロカボメニュー(ロカボデリ、チーズ、ゆで卵、低糖質ナッツ、蒸し鶏=計704キロカロリー、糖質量33・6グラム)を食べてもらい、食前の空腹時と食後の時点の血糖値の平均を比較した。その結果、通常メニューに比べ、ロカボメニューの方が血糖値の上昇率が抑制された。(取材協力 エースコック)

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