横浜市大、国公立初の手術支援ロボット


横浜市立大学は30日、手術支援ロボット「Makoシステム」を導入したと発表した。股関節と膝関節双方の手術に対応したロボットで、国公立大で初めて導入した。正確さや治療期間の短縮などを期待する。関節症の治療で人工関節に置き換える手術で用いる。股関節と膝関節、どちらかに対応したロボットはあるが、可動域の違いからこれまで両方に対応したものはなかったという。医師がロボットアームを操作して使用。事前に入力しておいた治療計画から操作位置がずれると自動で停止する。患部以外を傷つけないための仕組みだ。術後の脱臼や痛みの低減にもつながる。新システムは10月に本格導入し、すでに手術実績もあるという。

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