大京系、川崎市でマンション居住者の健康サービス
- 2020/11/2
- 地域, 関東
- 出典元:日本経済新聞(地域)
大京アステージ(東京・渋谷)は、地域の薬局と連携してマンション居住者の健康づくりを支援するサービスを川崎市で試験導入した。人工知能(AI)搭載型の健康アプリを使って地元の薬剤師と相談できる体制をつくる。川崎市宮前区のマンション居住者向けに薬局のプライマリーファーマシー(同市)、薬樹(神奈川県大和市)と提携して始めた。H2(東京・台東)のアプリ「シンクヘルス」に近隣の薬剤師に相談できる独自機能を搭載。自身の健康データや相談内容を送信すると薬剤師から助言を受けられるようにした。試験導入の対象は26棟の計1100世帯で、希望者が自身でアプリを導入してサービスを受ける。2021年3月まで試験導入し、21年度中の本格導入を目指す。デジタルトランスフォーメーション(DX)を生かし、健康増進に役立てる。