宮崎大病院に入院患者の付き添い者用宿泊施設


宮崎大医学部付属病院(宮崎市清武町木原)に、入院患者に付き添う家族などが使える宿泊施設「THE CROSS ROADS」ができた。宿泊用ユニットハウス6棟のほか、調理や大人数での談話ができるセンターハウスもある。宿泊施設は宮崎ドライビングスクール(同市本郷北方)などを傘下に持つオファサポート(同市島之内)がキャンパス内に整備し、宮崎大に寄贈した。同スクールが運営にあたる。2人まで宿泊できるユニットハウスは約13平方メートル。1泊1人3千円、2人5千円(いずれも税別)で宿泊できる。最大12人が定員だが、将来、利用者増が見込まれれば敷地内にユニットハウスを追加して定員を増やすことも可能という。関係者によると、これまで付属病院の近隣に宿泊施設が無く、患者家族が宿泊しながら付き添いや看病することが難しかったという。池ノ上克学長は「県内の遠隔地からも患者さんは来る。そうした患者の家族や親戚の要望に応えることができた」と話した。問い合わせは宮崎大学医学部管理課(0985・85・9873)へ。(菊地洋行)

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