長野のタカギセイコー、医療ベンチャーに出資


眼科向け医療機器製造のタカギセイコー(長野県中野市)は、遠隔医療サービスのMITAS Medical(東京・港)と資本業務提携したと発表した。両社はすでに、共同で眼科の遠隔診療に使える機器を開発しており、販売拡大に向けて連携を強める。タカギセイコーが、MITAS社に4500万円を出資した。出資比率は非公開。役員の派遣や人事交流は現時点では予定していない。両社が共同開発した「MS1」は、眼科以外の医師や看護師などが目の様子を撮影して、遠隔地から眼科医に送信できる機器。新型コロナウイルスの拡大で遠隔診療のニーズが高まるとみており、普及を加速する。

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