医療求人集約サイト新設へ 6月にも運用、コロナ対策


新型コロナウイルスの感染拡大に伴う医療機関や保健所の人手不足に対応するため、厚生労働省は27日、医師や保健師、看護師ら医療関係者の求人情報を集約したウェブサイト「医療のお仕事 Key-Net」を新設すると発表した。収束までの臨時措置。早ければ6月に運用を始める。厚労省によると、国は約6千の医療機関が利用する情報共有システムを既に整備しており、医療機関側が募集情報を同システムに登録。国は新設サイトで公開するほか、ハローワークや関連団体、民間職業紹介事業者にも集約情報を案内する。医療機関側は新設サイト上で求職者からの問い合わせや応募の管理、オンライン面接ができる。感染症対策などの研修受講が採用の条件。厚労省の担当者は「緊急事態宣言が解除されたが、体制を整備して次の波に備えたい」と話した。

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