「糖尿病の一歩手前」 杉並のシェフが開発 低糖質でもおいしいパン


JR中央線阿佐ケ谷駅(東京都杉並区)近くの「カフェキッチン ラポム」は、小麦の外皮(ふすま)を使った低糖質ブランパンが人気だ。「糖尿病の一歩手前」と医師に告げられたシェフの小林滋さん(57)が、血糖値測定器を自ら装着して試行錯誤し、低糖質でおいしいパンを開発した。同店のブランパン一枚(約五十グラム)の糖質は一・四グラム。食物繊維が多く、もっちりした食感も特徴。同じ通院先の糖尿病患者に試食を依頼し「これなら大丈夫」と好評を得たという。小林さんの妻でオーナーのユキさん(58)は「ふすまのパンはボソボソした食感になりがち。我慢して食べるものにはしたくなかった」と語る。「おいしいも健康も」を合言葉に、低糖質スイーツもそろえた。五月に新宿であった西武信用金庫(中野区)の物産展でも完売した。「ブランパンを目当てに来場した方も多く、求められていると実感した」とユキさん。直面するのは油など原材料価格の高騰だ。「パンは日常食なので、頻繁な値上げは避けたい。ジレンマがある」とも語った。ブランパンはオンラインでも販売。問い合わせはラポム=電03(6383)5813。

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