【DIAワークショップ】治験中断、合議制で判断を‐企業や医療機関など3者で


パンデミック発生時の治験中断・再開を誰が判断すべきか――。5月29日にウェブ上で開催したDIAワークショップでは、治験依頼者、医療機関、治験責任医師の3者による合議制で治験中断や再開を判断すべきとの意見が多数を占めた。各パネリストからは、治験責任医師の判断を優先するのではなく、対象疾患の重篤性や各施設での実施体制などを総合的に勘案し、意思決定を行える体制が重要との指摘が相次いだ。国内の臨床試験をめぐっては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響で多くの試験が中断している状況にある。ワークショップでは、聴講者を対象にしたアンケート調査で試験の中断や再開を最終判断する主体について聞いたところ、治験依頼者、医療機関、責任医師の3者で決定するのが望ましいとの意見が全体の半数を占めた。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

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