【塩野義製薬】中国保険大手と資本提携‐RWD活用で新創薬モデル


手代木氏塩野義製薬は3月30日、中国最大の総合保険グループ「中国平安保険」と資本業務提携に関する基本合意を締結した。今年7月末までをメドに合弁会社を設立し、リアルワールドデータ(RWD)などを活用した“データドリブン創薬”に連携して取り組む。関係を強化するため塩野義は、同グループに発行済み株式の2%に当たる635万6000株を割り当て、対価として335億円を得る。欧米等で承認を得た新薬の中国における開発・販売拠点としても合弁会社を活用する計画だ。中国平安保険は時価総額20兆円規模の中国最大の総合保険グループ。保険事業を中核に総合金融業を展開するほか、様々な事業に進出し、近年はヘルスケア事業にも力を入れている。各事業を通じて集積したライフスタイルに関するビッグデータを、中国最大のインターネット医療健康管理サービスプラットフォームを通じて、人工知能(AI)ドクターによる問診や医療アドバイスの提供、医薬品配送等のサービス構築に活用している。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

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