田辺三菱製薬と京大など、うつ病治療アプリ開発


田辺三菱製薬は1日、京都大学や国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)と、うつ病治療に使うスマートフォン用アプリケーション「こころアプリ」の開発販売のライセンス契約を締結したと発表した。医療機器としての承認を得るため、2020年度中にも臨床試験(治験)を始める。25年度までの実用化を目指す。アプリでは、本来は医者と対面して長期間行う「認知行動療法」をスマホ上で受けられる。これまで医師主導の臨床研究では、薬との併用でうつ病の症状が、薬だけの場合よりも改善することが確認されている。

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