免疫を指揮する人工細胞 体内見回って侵入者検知


特定の病原体やがんを的確に探し出すプログラムが組み込まれた「人工免疫細胞」を使って病気を治療する――。2030年代にはそんな次世代の細胞医療技術が実現しているかもしれない。横浜市立大学の梁明秀教授らは2月、B型肝炎のウイルスを検出して他の免疫細胞の応援を呼ぶことができる細胞の開発に成功した。この分野は海外でも精力的に研究が進んでいる。私たちの体に備わる免疫システムは、侵入してきた病原体や異常な…

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