ソフトバンクのグループ会社、ヘルスケアテクノロジーズ(東京・港)は29日、オンラインの健康相談サービス「HELPO(ヘルポ)」を始めたと発表した。スマートフォンのアプリ上で、チャット形式で健康に関する相談ができるほか、市販薬などの購入にも対応する。当面は法人や自治体向けに提供する。健康相談では、所属する医師や看護師、薬剤師らがチャット形式で1回当たり最大1時間対応する。利用者は健康維持や病気の予防方法、診療科や市販薬の選び方などを相談できる。個別の症状を見て診察や薬を処方する医療行為は行わない。契約した企業などの社員らは無料で使える。専用のネット通販「ヘルスモール」では、提携するドラッグストアが取り扱う市販薬や健康食品、化粧品、日用品などが購入できる。午後5時までの注文であれば、当日中に最短3時間で職場や自宅に配達する。当初は東京都23区で提供し、順次エリアを広げる。