【名城大学薬学部】AIと対話し服薬指導訓練‐VR空間で容態急変に対応


名城大学薬学部は今月上旬から、人工知能(AI)や仮想現実(VR)技術を活用した2種類の教材を4年生の演習で使い始めた。文部科学省の昨年度補助金で、患者を模したAIとの音声の対話で服薬指導を訓練できる教材や、VR空間内で患者の状態を評価し、最適な薬を選択する経験を積む教材を独自に開発した。自宅での服薬指導の反復練習や、容態が急変する患者への対応を経験できるなど、従来の教育では十分に手が届かなかったことを補えると期待している。患者を摸したAIとの音声対話で服薬指導を繰り返し練習できるAIを活用した服薬指導の教材は、専用ウェブサイトに接続して使用する。薬学生は、オンラインでの服薬指導を想定した6症例のシナリオから一つを選択。その患者の薬歴や処方箋、経過や課題などに目を通して開始ボタンを押すと、患者のCG画像が現れる。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

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