三菱電機ITソリューションズ（MDSOL）は、6月1日から保険薬局向け次世代コミュニケーションサービス「AnyCOMPASS」を販売開始する。AnyCOMPASSは、MDSOLの様々な薬局向けシステムを取り込み、クラウドサービスとして統合して提供するために設定した薬局向けサービスの新ブランド。第1弾として、クラウド版電子薬歴サービスの販売を開始する。主な特徴は、誰が使用しても感覚的に操作しやすいユニバーサルデザインを採用。必要情報をシンプルに表示し、漏れなく効率的な服薬指導をガイドするほか、クラウドの特性を生かしてグループ全体のデータを見える化している。投薬指導画面に関しては、処方変化・患者情報・過去の薬歴など、適切な必要情報をシンプルに表示することで、短時間での服薬指導計画の策定をサポート。監査チェック、副作用指導、検査値、ハイリスク薬などから患者の状態に応じて必ず指導・確認が必要な箇所に赤マークを表示して知らせる。患者のアドヒアランス向上ツールとして、医薬品情報専門薬剤師監修素材などの提供により、他の薬局とは一線を画した高度な指導もできる。服薬指導でチェックした内容は自動的に薬歴へ転記することで、指導漏れを防止すると共に、スピーディな薬歴作成を支援。患者タイムライン機能でイベント情報を一覧表示し、患者の状態を一目で把握できる。