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国立精神・神経医療研究センターは、全身の筋肉が徐々に衰える難病、筋ジストロフィーの初の治療薬「ビルテプソ」(一般名ビルトラルセン)が厚生労働省に条件付きで承認されたと発表した。原因遺伝子に直接働きかける核酸医薬品で、製造販売元は日本新薬(京都市)。全症例について安全性や有効性を調査することが条件だ
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京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が28日までに共同通信のインタビューに応じ「新型コロナウイルスの感染拡大が非常に心配。iPS細胞も対策に貢献できると思う」と話した。ウイルスの専門家らにiPS細胞からつくった人間の肺の細胞を提供し、感染実験を通じて性質解明や治療薬の開発に生かしてほしいとした。
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静岡県は26日、インドから輸入した国内未承認の滋養強壮剤を服用した県内在住の男性に、倦怠(けんたい)感などの健康被害が生じたと発表した。海外の医薬品はリスクが高く、予期せぬ健康被害を生む可能性があるとして、県が注意を呼びかけている。
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「新型コロナウイルスについての妊婦への情報発信が少ない」。国民民主党の矢田稚子(わかこ)参院議員が26日の参院予算委員会でこう指摘し、政府に対応を求めた。厚生労働省によると、妊婦が感染したら重症化しやすいなどの報告はないが、まだ、妊婦が罹患(りかん)した症例は少ない。「一般的に妊婦の肺炎は本人の重
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岩手医科大医学部6年の男性(26)が、休学時にも払わなければならない高額の授業料などの減額を求める署名活動を続けている。男性は約5年前、慢性的な頭痛や吐き気が生じる「脳脊髄(せきずい)液漏出症」と診断され、休学を検討したものの、約300万円の支払いを求められ断念した。「病気やけがで勉強を続けられな
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イノベーションは「うんち」から――。人間の便(うんち)に、世界の企業や研究機関が熱視線を送っている。中に含まれる腸内細菌が健康と関係していると分かってきたためだ。研究を生かした商品やサービスの開発に加え、便を移植する治療法の研究も。巨大産業になりつつある“うんちビジネス”に迫った。
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京都アニメーションでの放火殺人事件で注目された重いやけどの治療の一つに、患者の細胞から作る「自家培養表皮」移植がある。富士フイルムの子会社、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(愛知県蒲郡市)が手がける「ジェイス」は国内初の再生医療品として2007年に国の承認を受け、やけどの体表面積が30%以上
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末期がんを宣告された患者と医師が命と向き合う様子を描いた映画「山中静夫氏の尊厳死」が、名演小劇場(名古屋市東区)で上映されている。村橋明郎監督は「死を前にした人が、限られた時間の中でどう生きたかに重点を置いた作品。自分の生き方を見つめ直すきっかけにもなると思う」と話す。
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高血圧と肥満が、寿命を縮める大きな要因になっていることを、世界中の70万人分のゲノム(遺伝)情報を使った新たな手法を用いて特定することに成功したと、大阪大などの研究チームが23日発表した。日本人では、高血圧による影響が最も大きかった。研究チームは「各個人の健康リスクを予測できるようになれば、予防医
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通学や仕事をしながら家族の介護や世話をする子ども「ヤングケアラー」。その境遇は、介護が必要な程度や家庭環境、学校など、周囲の大人や友達とのつながり方などによって、多種多様です。東京都の谷村純一さん(仮名)は、認知症になった祖母を小学6年から大学1年まで介護しましたが、その生活は過酷なものでした。重
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