正看学校24年度にも新設 4者が協議 小樽の2校 来年度募集停止案 看護師養成の空白懸念


小樽市内で2024年度にも新たな4年制の正看護師養成学校の設立が検討されていることが14日、分かった。新設校は現在ある准看護師養成の市医師会看護高等専修学校(富岡1)と、准看護師を正看護師に養成する小樽看護専門学校(入船4)を事実上統合する形となるとみられる。ただ新設校は制度上、両校を引き継ぐ形で設立することができず、両校は23年度までに閉校を余儀なくされ、来年度から生徒募集を停止する可能性が浮上している。小樽市内の看護師養成機関を巡っては、小樽看護専門学校を運営する学校法人「共育の森学園」が昨年5月に同校の閉校方針を示したが、医療法人社団「心優会」(留萌)が22年度にも運営を引き継ぐことで同11月に合意した経緯がある。

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