県立医科大に4月から薬学部 新校舎完成


和歌山県立医科大学に4月から薬学部ができる。新たな校舎となる伏虎(ふっこ)キャンパス(和歌山市七番丁)で21日、竣工(しゅんこう)式があった。約130人が出席し、テープカットして完成を祝った。新薬学部は、公立大では近畿唯一の6年制薬学部。薬剤師などを目指す人が県外に出るのを防ぐことや、将来的には市民講座や食堂の利用など中心市街地のにぎわいが期待されている。新校舎は地上11階、地下1階の南棟と、5階建ての北棟からなり、両棟の3~5階部分をつなぐ。延べ床面積は2万6千平方メートル。市が無償提供し、建築費は約112億円。初年度は学生100人、教職員約40人でスタートする。学生の定員に県内枠を設け、卒業後に県内の医療機関で2年以上の臨床研修を義務づけた。室内は一度に120人が実験できる実習室や両棟を結ぶ通路にガラス張りの図書室などを設けた。キャンパスの南側には、新しい市民会館「和歌山城ホール」も建設中だ。学生は、県立医大医学部(同市紀三井寺)の敷地内に、約15億円をかけて新設した次世代医療研究センター(5階建て)でも学ぶ。(高田純一)

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