横須賀・市民病院、呼吸器内科の入院診療一部休止へ


4月から常勤医師が不在になる横須賀市立市民病院(同市長坂)の呼吸器内科は、同月から入院診療の一部を当面の間休止する。15日の市議会教育福祉常任委員会で報告された。

 同科は現在、常勤医師4人、非常勤医師2人の計6人が診療しているが、4月から常勤医師が不在となり非常勤医師4人の体制となる。そのため入院診療を当面の間休止。肺炎以外で入院が必要な呼吸器内科の新たな患者は、すでに他病院に紹介する対応を取っているという。現在入院中の患者に影響はない。

 通院患者も大半が近隣の開業医などに転院。外来診療は現在の週5日から週3日に減らす。また、新型コロナウイルス感染症の診療体制は維持する。

 市健康部は「一日も早い医師の確保が大前提」とし、県内の大学医学部への働き掛けや医師の一般募集などを行うとしている。社会| 神奈川新聞|
2021年3月2日(火) 11:40

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