前橋市、ワクチン接種で2月に相談センターを設置


前橋市の山本龍市長は13日の定例記者会見で、住民を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が始まるのを前に、相談センターを2月中に設置すると明らかにした。同市では準備室を設けて接種の態勢づくりを本格化しており、不安を抱く高齢者らが問い合わせできる窓口を設ける。相談センターでは電話などで、基礎疾患を持ち接種に不安を感じる人からの相談に応じたり、接種手続きに関する問い合わせに対応したりすることを想定している。前橋市では2月中の早い時期に設置したい考え。ワクチン接種開始を前に、前橋市は1月1日付で組織改革を実施。健康部の保健予防課内に「新型コロナワクチン接種準備室」を設置し、メンバー4人で準備を進めている。山本市長は記者会見で「ワクチン接種を巡っては様々な意見や質問があると予想される。早期に相談センターを立ち上げ、それぞれの疑問や不安にこたえられるようにする」と話した。前橋市でのワクチン接種はほかの自治体と同様に、2月下旬から医療従事者を対象に、3月下旬から65歳以上の高齢者(約10万人)を対象に始まる見通し。

関連記事

ページ上部へ戻る