神奈川県、健康アプリでメタボ予防


神奈川県は5日、健康アプリを使い生活習慣の改善を目指す実証事業を始めると発表した。企業の健康保険組合などを通じてメタボリックシンドロームの該当者や予備軍らに参加を呼びかける。参加者はエーテンラボ(東京・渋谷)のアプリ「みんチャレ」で目標体重や歩数を定めてもらい、目標達成に向けた活動に取り組んでもらう。アプリは匿名の5人がチームを組み、報告や励まし合いをしながら健康習慣をつくるのが特徴だ。約160人が対象で、周知や勧奨方法などによって参加率や継続率が変わるかや、実際にBMIや腹囲などがどう改善するかを検証する。19年度には糖尿病予備軍らを対象とした同様の実験を行い、アプリを使うことで目標の歩数が達成しやすくなる効果がみられたという。

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