登山前の健康、山岳医の大城さんがチェック 旭岳に臨時医療相談所


【旭岳温泉】上川管内東川町の大雪山系旭岳山麓にある旭岳ビジターセンターに4連休初日の19日、臨時の医療相談所が開設された。紅葉時期で登山者が増えることから、山岳医療救助機構(東京)と同センターが設置した。同機構を主宰する札幌の国際山岳医、大城和恵さん(53)が相談に応じ、健康状態をチェックする。21日まで。早朝の登山は寝不足などから血圧が上がり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険が高まるとされる。19日は午前5時にオープンし、大城さんが登山者の血圧などを測って、血圧が高い場合には「高度が上がるとさらに高くなる」と説明して慎重な登山を促した。また山麓からロープウエーで5合目まで上がり、ロープウエー利用の登山口となる姿見駅前で天候情報などを伝えて遭難防止を呼び掛けた。

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