霧島市立医師会医療センターは13日から、小児患者の救急車搬送を24時間体制で受け入れる。これまで火、木曜の深夜帯(午後11時以降)は、鹿児島市内などの病院へ搬送されていた。4月から常勤医が1人増の5人となり、看護師の体制も整ったため、365日受け入れが可能になる。夜間は医師1人が敷地内の宿舎で待機する。医療センターは2016年4月、07年に休診した小児科を再開。医師の増員に伴い、夜間や休日の小児救急患者の受け入れを徐々に拡充してきた。霧島市役所で9日会見した江口太助小児科部長は「命の危険がある子どもを常時受け入れることで、安心して暮らしていける体制が整う」と話した。