血糖値安定 脳内酵素に鍵 酪農学園大など発見 糖尿病治療 応用に期待


【江別】ヒトや動物の脳内で作られる酵素「USP2」に血糖値の上昇を防ぐ働きがあると、酪農学園大(江別市)などの研究グループが米国の学術誌に発表した。糖尿病の治療などへの応用が期待される。同大の北村浩教授(実験動物学)らが北大や大阪大谷大の研究者との研究成果を論文にまとめ、11日付の米国神経科学会の機関誌「The Journal of Neuroscience(ザ・ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス)」電子版に発表した。

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