医療従事者を「応援」託児施設オープン 群馬


新型コロナウイルス感染症対策に取り組む医療従事者の子供の預かりに特化した託児施設「エール」が3日、群馬県高崎市の日高病院敷地内にオープンした。対象となる医療従事者は医師や看護職員、臨床検査技師、薬剤師、事務職員などで、同市での住民登録が原則。生後6カ月~小学3年生の子供を預かる。預かり時間は月曜~土曜の午前7時半~午後7時で、保育士2人が配置される。利用料金は1日1千円で、事業期間はおおむね1年間。定員は10人程度。初日の利用者はゼロだったが、市保育課は「十分に周知されていないためで、潜在的なニーズはあると考えている。今後の状況によっては利用資格要件を変更することもある」としている。施設名には、医療従事者を応援するとの気持ちが込められている。富岡賢治市長は「コロナ対策にあたる病院で医療従事者が子供を預けやすくし、勤務ができなくなるケースをなくすための措置」とコメントした。問い合わせ、申し込みは市保育課(027・321・1246)。

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