新型コロナ、被験者に不安感‐治験参加意向は依然高く


新型コロナウイルスの流行拡大で医療機関での臨床試験の受け入れが難しくなる中、治療の一環として治験に参加する被験者の不安も大きくなっているようだ。患者調査を手がける3Hクリニカルトライアルによると、新型コロナウイルス流行下でも治験参加意向のある人は全体の7割を占め、現在治験に参加している患者の多数が治験継続を望んでいた。一方で、医療機関に来院することで感染する不安感を持つ患者も多く、来院しなくても参加できるリモート治験の仕組みづくりなど被験者の安全性を確保しながら、治験を実施していく体制が課題となる。国内の臨床試験をめぐっては、緊急事態宣言の発令以降、新規治験の自粛や現在進行中の治験で新規登録の中断が相次いでいる。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

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